注意: このテキストを正しく表示するには、UTF-8でエンコードする必要があります。 UTF-8 encoding is needed to display this text properly. 需要UTF-8編碼才能正確顯示此文。 Le codage UTF-8 est nécessaire pour afficher correctement ce texte. 이 텍스트를 올바르게 표시하려면 UTF-8 인코딩이 필요합니다. Para mostrar este texto correctamente se necesita la codificación UTF-8. 『狼を探す』 私たちの中の獣を探検する 私たちの心の中にひとりぽっちの狼が 夜のとばりの中で遠吠えをしている。 どこか、私たちの中に潜む野生の中で 飢えた狼が足跡をたどっていく。 視野の範囲を越えて私たちの存在を 嗅ぎつけて、暗いオパールの目で 私たちのを見つめている。 人々は心の中に潜む獣から逃げようとして、 それらの熱き野生に直面することを恐れている。 原始の自分から脱出することは難しい 飼いならされた狼となってすべてを失う。 迷信によると狼の魂をもつ者は 老人や子供の血を好み、 ひよこや羊をご馳走とするという。 伝説によると狼の魂をもつ者は 戦闘的な面と逃げ足の早い両面をもつという 原始的な感動だけを感じるとはいえ 時折見る雪上の狐高の狼のどく姿の美的な感動 雌狼のとおぼえのわめき声の反響の詩的な感動 我々の最も恐怖している生き物は実際は存在せず、 我々の恐怖している生き物は我々の内なる一部だ と思い出させる。 玲亜: 私たちの心の中に住む獣をどうすればいいだろう?その問題は、誰もが答えを捜し求めていることであり、 また人間が直面しなければならないことだ。 ティン: 伝統的な方法には、怪物を抹殺することです:人の心に潜むミノタウロス、オオカミ 龍を。 玲亜: 私は、それが賢明なことなのかよく分からない。それより、それらと共存したほうがいいのではないですか? ティム: (溜息をつく) ああ、でも君は、何かを忘れている:すべての獣が、平和共存の仕方が分かっているわけで はない。もしあなたの中の獣たちを殺すことができなければ、少なくとも防護壁を作る必要があります。 獣のようにではなく、人間らしくいる努力をしよう。 和訳:神谷・卓代 ===================================================================================== 新田博氏の『文学の祝祭:新たな私の領域』から 概要:私たちの内方のオオカミについての会話と詩とグラフィックイメージ。 キーワード: オオカミ精神、人間-動物の二分法, 動物の霊, 野生本能 作者: 新田博  [T Newfields/ 黄月武] (昭和30年生まれ) 開始: 1994年 静岡市 ♪ 完成︰ 2017年 横浜 クリエイティブ・コモンズ・トリビューション・ライセンス {{CC-BY-2.1}} ナビゲーション < 前 https://www.tnewfields.info/jp/otoko.htm 目次 https://www.tnewfields.info/jp/index.html 次 > https://www.tnewfields.info/jp/piisu.htm 翻訳 フランス語 https://www.tnewfields.info/fr/loup.htm 英語 https://www.tnewfields.info/HeartScenes/wolf.htm スペイン語 https://www.tnewfields.info/es/bus.htm ドイツ語 https://www.tnewfields.info/de/wolf.htm