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Seijuku he no Tabi - Nyuufiiruzu Yori no E
そう、それはすでにあなたの内に流れているー
その源流を見つけて。

意識の流れを辿り、遥か昔の海へと戻る。

ちっぽけな川のよどみに沈滞していないで。
そんなことをしていたら、
浅はかにも時を無駄にする。

あなたは、まだ見ぬ深いところを探る旅を、
するために生まれてきたのです。

小石と戯れてなんかいないで。
そんなことをしていたら、
池の表面で自己満足するにすぎない。

ゴールまでの距離なぞ心配しないで、
日々、少し遠くへ泳いでみよう。

ついに成熟の時が訪れ、すべての流れを辿りきる。
やがて、しょっぱい海流に気づき、
冷たい海洋水と一体になる。

ミン: この人は一種の単純で神秘的なことを半分信じているね。
悟: 多くの人がこんな非現実的な迷信をいだいているよ。
玲亜: この人は壮大な神の出現に憧れているが、彼の理性がそれを許さないんだ。
悟: この詩はまったく謎めいていて、訳わかんなくて、嫌だ!
ティン: ちょっと言い過ぎじゃない。次の話題に移ったほうがよさそうね。