『触れ合い』

〜 触覚の肯定〜

Fureai - T Nyuufiiruuzu Yori no Shi to E to Taiwa (Noriko Yoshida Yaku)

( II )


触れ合いを恐れる者は孤立し
彼らにとって、すべての人間は異質に見え
存在自体すら、実在しないかのようだ

時代の流れは、
あなたを無感動で冷淡な
人間にさせる

合理性のコードは、
人を自由にさせない

世界につながれ
いたる所で人々は
無意識に一様化していく

手を伸ばし触れ、
あなたが見る世界を肯定しよう

そして、人の心に触れることを
決して恐れず
行動で思いやりを示そう

もし、誰かが砂漠のように見えるなら
そっと、水を与えよう

多くの触れ合いは
たとえ困難な状態にあっても
いつかは神に抱かれるという
限りない希望をもたらす