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真の忍者はわき目もふらず
時間を良費することなく仕事をこなす
どこから敵が表れようと
機会をのがず
敵がいかに強かろうと
大きかろうと構わない
真の忍者は
長い剣や鎧を必要としない
もっとも大切なことは
彼らをつき動かす必要性なのだ
彼らは闇に紛れる蚊のように
二つの手がピシャリと音をててる寸前に
突然とこの姿を消し去り
どこかで不敵な笑みを浮かべる
闇と一体なった忍者
血の匂いが
目を当たる