神はモーゼに
燃えさかる灌木越しに語りかけた
そして
ポール・マラーに
火葬用の薪越しに語りかけた

神はテスラに
電流を通じて語りかけた
そして
ベン・グリオンに
亜鉛メッキワイヤーを通じて語りかけた

神はバッハに
楽譜を媒体に語りかけた
そして
オルフェウスに
羽軸と竪琴を授けて語りかけた

神は異なる声で
それぞれに語りかけた

どの神が?
どの声で

嗚呼—

その質問が
多くの怒りを買う

アンヤ: ええ?人間が神について知ろうとすると必ず問題が起こる。
デバニー: 神への信頼は我々の悩みを救う唯一のものなのかもしれない。
カルロス: うーん、悩みは、我々が何を信じようとやって来るはずだと、私は見るけどね。但し、謙虚な信仰は災難を耐えうるものにする。
ブルース: 「控えめな信仰」ですって?宗教は、その定義からして傲慢じゃない?
カルロス: 謙虚な信仰は 教義よりももっと深く根を下ろしている…
ブルース: しばしば弱みのように思われている「人間性」とは何なのか? 二つを混同するのは易しいことではありませんか。
デバニー: そのとおり。人間の強さはノミの力のようだ。一般的には取るに足らないが、時には驚くほどです。