意味論の考古学

〜語彙変化についての一考〜

Imi-ron no Koukogaku - Nyuufiiruzu Yori no E
言語は堆積物のようだ
時間をかけ、意味合いの層が分解していく

いくつかの言葉は化石化し、話しを儀式化する
ほかの言葉は、語彙のガレキに覆われる

別の言葉は言語の層と溶け合い、
文脈的に新たな言葉へと置き換えられる

何千年もの時空を超えて、言葉はふたたび
ゆがみ、ねじれ、ついに我々の理解を超える

初期の音に忠実ないくつかの言葉は
新しい概念を持つ言葉になる

遠い文化の借りものの言葉は、
私たちの思考を変化させ、理論的枠組みを左右する

今日、我々が知る言葉のいくつが
年月を経て残るでしょうか?

そして、コンピュータと人間がますます近づいていくと、
言葉はどのように変わるのでしょうか?